健康づくりのためにウォーキングを日課とされている高齢者の方も多いと思います。
ウォーキングは、有酸素運動の中でも、高齢者向きの運動の代表格ですが、最近の研究で、筋力トレーニングをウォーキングとあわせて行なうことでより効果が上がるということがわかってきました。

筋力トレーニングは息をこらえて行うことの多い無酸素運動になりますので、血圧などを上げてしまう恐れから、以前は、高齢者には向かない運動方法だとされていました。

スポーツ選手の競技力向上のためや、若い人の筋力向上のために行うような筋力トレーニングではなく、余力を残した状態を保つような筋力トレーニングは、足腰の筋力の衰えを防ぎ、ぎっくり腰や転倒事故の防止に効果があります。
また、体の代謝機能の維持、糖尿病や脳の活性化にも効果があることがわかってきました。

ただ、毎日同じトレーニングを行ったり、必要以上に運動回数を増やしたりすることは、かえって逆効果です。
筋肉が疲れすぎて障害を起こす場合もあります。
決して無理をせず、「こんな程度でいいのかな?」と思うくらいでやめておくのがちょうど良い運動量です。
また、始める前にはひざや腰などに障害や痛みなどがないかをしっかりと確認しておきましょう。

トレーニング後に感じる筋肉の疲労感は、筋肉が成長するうえでは必要なことですが、トレーニング量や方法に問題があることで起こる場合もあります。
痛みが30分以上続いたり、関節が曲げにくくなったりすれようならば、主治医や専門家に相談してください。

尚、持病をお持ちの方や、体力に自信のない方は、必ず主治医とよく相談をしてから始めてください。